レポート
第39回 今治糖尿病セミナ- 報告
[東予] 2024年01月09日
第39回 今治糖尿病セミナ- 報告 令和 4年10月17日
研修会名 |
第39回今治糖尿病セミナー |
地区 |
今治 |
開催日 |
令和4年9月28日(水) 19時00分~20時30分 |
場所 |
今治国際ホテル 2F「真珠の間」 |
参加形式 |
現地開催とオンライン配信によるハイブリッド開催 |
記入者 |
村上 比奈恵 |
参加人数 |
参加者数:65名(現地参加:7名、オンライン参加:58名)
医師(6名)薬剤師(11名)看護師(18名)管理栄養士・栄養士(11名)
臨床検査技師(12名)理学療法士(2名)保健師(4名)不明(1名)
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研修会内容 |
●講演Ⅰ 『糖尿病と感染症』
演者:愛媛県立今治病院 糖尿病内科 部長 原 泰彦先生
●講演Ⅱ 『当院における多職種協働の取り組み
~SNS利用の患者療養指導、糖尿病性腎症重症化予防を中心に~』
演者:社会福祉法人石川記念会 HITO病院 糖尿病内科 部長 糖尿病センター長
扇喜 真紀先生
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研修会の
振り返り |
コロナが終息しないなか、無事に第39回今治糖尿病セミナーを開催することができましたことをうれしく思います。同時に、多くのメディカルスタッフの方々に視聴していただき、また現地にお越しいただき、ありがとうございました。
今回は、講演1で『糖尿病と感染症』について、原先生よりご講演いただきました。コロナ感染のみならず、糖尿病と感染症は切っても切れない関係であり、血糖コントロールにも大きく影響を受けます。療養支援を行う時にも留意しなければならない内容であり、知識の再確認を行う良い機会となりました。ご講演の中で、「幸福度と健康寿命」のお話もあり、幸福度の高い人は健康寿命も長く、免疫力も高いとのことでした。「仕事を辞めた時に(あなたは)やることがありますか?」と問われたときに、果たしてあるだろうか、と考えさせられました。皆さんは、今の仕事を退職したのちに、何かやることはありますか?
講演Ⅱでは、扇喜先生から、HITO病院でのSNSを利用した療養指導についてご講演いただきました。コロナ禍の今、糖尿病教育入院や糖尿病教室などの患者指導の機会は奪われていると感じます。このような中で先生の病院では、糖尿病チームスタッフ、有酸素運動になるダンスを踊って動画配信されたり、教育入院での教育内容をタブレットで視聴できるようにし、入院中の時間を有効活用したり、動画で自己注射手技や自己血糖測定手技を配信されていました。チーム一丸となって最新の取り組みを行っている扇喜先生の御施設が羨ましく思いながら、私たちの病院でもできることがあるかもしれない、と思える内容でした。
糖尿病患者さんのために、明日からも頑張っていこうと改めて思いました。
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【第39回今治糖尿病セミナー参加者 アンケート結果】
18名/65(回収率27.7%)の方からご回答いただきました。
皆さまご協力ありがとうございました。