レポート

第5回きさいや南予CDE研修会~第5回記念大会~報告
第5回きさいや南予CDE研修会アンケート集計

[南予 / 地区便り] 2013年03月25日

◆◆ 第5回きさいや南予CDE研修会
            ~第5回記念大会~報告 ◆◆

 平成24年12月13日(木)「第5回きさいや南予CDE研修会~第5回記念大会」が開催されました。今回は第5回の記念大会ということで、きさいや南予CEDの創設から関わっていただきました清水一紀先生に教育講演をお願いしました。翌日も岡山で診療があるというお忙しい中ではありましたが、快くお引受けいただき、遠方から駆けつけてくださいました。
清水先生から「糖尿病性腎症をどのような指導で予防するか」というテーマでご講演をいただき、糖尿病性腎症とCKDの違いについて定義や成因など基礎から分かりやすく解説していただきました。また、病期毎の療養指導のポイントも症例を交えてお話しいただき、詳しく学ぶことが出来ました。患者から会いたいと言われる医療者を目指してほしいという清水先生からのメッセージを受け、より良い療養指導ができるようチーム医療の強化と資質向上を目指して頑張りたいと感じました。
 病院・地域での取り組みとして、宇和島社会保険病院から地域連携の模索について、愛ほっと訪問看護ステーションから南予地域における糖尿病患者の訪問看護の現状と問題点を、市立宇和島病院から糖尿病透析予防指導における看護師・管理栄養士の関わりを発表していただきました。発表者と参加者との活発なディスカッションもあり、多方面からの視点と情報の共有化の重要性を改めて確認できました。病院と訪問看護ステーションの連携の輪が広がったのではないでしょうか。またこのような場などで交流の機会が増えることが、在宅における糖尿病患者の実態把握、よりよい療養指導の足がかりになることでしょう。
 よってきさいやCDEのコーナーでは、臨床検査技師の立場からCDEを取得しよう思ったきっかけや取得してのメリットなどを自身の体験を交えて伝えていただき、まだ取得されていない方の励みになったと思います。
今回、第5回という節目を迎え、南予地域全体が糖尿病に対して同じ方向を目指していけるように今後も企画、運営していきたいと考えています。
清水先生には第10回記念大会にご参加していただける約束をして閉会となりました。

 

 

◆◆ 第5回 きさいや南予CDE研修会報告まとめ ◆◆





















 

 

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☆第5回 きさいや南予CDE研修会報告まとめ
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