レポート
第33回 今治糖尿病セミナ- 報告
[愛媛チーム医療研修会] 2017年10月06日
第33回 今治糖尿病セミナ- 報告 平成29年9月24日
研修会名 |
第33回今治糖尿病セミナー |
地区 |
今治 |
開催日 |
平成29年9月1日(金)18時50分~21時00分 |
場所 |
テクスポート今治 2階 中ホール |
記入者 |
平塚 京子 |
参加人数 |
参加者数 62名
医師(2名)薬剤師(10名)看護師(17名)
栄養士(21名)臨床検査技師(8名)
理学療法士(2名)介護士(0名)保健師(0名)
ケアマネ(0名)学生(2名)
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研修会内容 |
=糖尿病腎症について考えよう【基礎編】=
●レクチャー1・・・
座長 愛媛県立今治病院 糖尿病内科 原 泰彦 先生
『糖尿病腎症の病態について学ぼう』
いまおか内科クリニック 院長 今岡 大也 先生
●レクチャー2・・・
座長 済生会今治病院 臨床検査技師 平塚 京子
『糖尿病腎症の栄養管理』
済生会今治病院 栄養部 栄養部長 成瀬 隆弘 先生
●グループワーク・・・
司会 済生会今治病院 看護師 重松 裕子、
白石病院 理学療法士 上口 順子
『糖尿病腎症ってどんな病気?』
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研修会の 振り返り
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計画通り今回のテーマは『糖尿病腎症』とし、基礎編を世話人で企画した。糖尿病の知識習得と地域の中での繋がりを強化することを目的とした本セミナー、今回は、栄養士職の参加割合が最も多かったり(21名)、看護学生2名の参加があるなど、第28回からは一つのテーマを基礎編、応用編と2回にわけて企画していることで、より広くの対象者に参加してもらえていると実感した。
研修内容は、上記のとおりであるが、レクチャー1.2の今岡先生と成瀬先生のお話から、『糖尿病腎症の基礎』は決して基礎ではなく、基礎が理解できていなかったから次のことが理解できにくかったのではないかということを学び、またグループワークの〇×問題で丁寧に腎症の基礎を復習することができた。
例えば、糖尿病の食事療法の基礎といえば私なら1単位が80kcalという内容かと思っていたのだ。成瀬先生のお話では、それはすでに応用編の内容であり、管理栄養士さんがどのように患者さんの栄養管理をお仕事としてされているのか、基本的な大切なことを教わった。参加者アンケート結果からも、支持していただける回答をたくさんいただき、今回のセミナーは、参加者に満足してもらえた内容であったと思う。
次回応用編では今岡先生のお話にもあったように、糖尿病腎症や慢性腎臓病が我が国で増加している現状で、発症や進行を遅らせる包括的ケアに近づくことができるよう、施設や地域における各職種の関わり方を学ぶセミナーとしたい。
【第33回今治糖尿病セミナー参加者 アンケート結果】を以下にお示しする。
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第32回今治糖尿病セミナーアンケート結果 平成29年2月10日
参加人数44名 アンケート回収数23名 回収率52%
【今回のセミナーに対するご意見・ご感想】
・途中参加でしたが大変勉強になりました。
検査値を読めるよう勉強します(調剤薬局 薬剤師)
・様々な職種の方の意見を聞くことができ、貴重な時間でした。
また、このようなセミナーに参加したいです。
ありがとうございました(栄養士)
・栄養管理の話が非常に分かりやすく、難しく考えがちだった内容理解しやす
かったです。機会があればまた講演を聞きたいと思いました(臨床検査技師)
・グループワークがいつもと違って、みんなで(全体で)考えて楽しかった。
○×クイズもよかった(看護師)
・グループワークは、肩の力を抜いて楽しく勉強できました。
お疲れ様でした(栄養士)
・楽しかったです。あやふやだったものがスッキリした感じがしました(看護師)
・応用編楽しみにしています(栄養士)
・ありがとうございました(栄養士)
・夜遅くなるので、できれば昼間にしてほしい(看護師)