研修会名 :第36回松山CDEオープンカンファレンス
地 区 :中予
開 催 日:平成30年2月16日(金)
場 所 :松山市総合コミュニティーセンター3F 大会議室
参加者内訳:医師 1名・薬剤師 10名・看護師 19名・栄養士 11名
・臨床検査技師 5名・理学療法士11名 ・・・計57名
記 入 者:小林 華南子(松山赤十字病院 薬剤師)
研修会の内容:
メインテーマ『糖尿病とサルコペニア』
今回は、糖尿病の基本である食事療法・運動療法について、高齢者に焦点をあて、前半は管理栄養士、理学療法士からご講演いただき、後半は2施設の理学療法士より各施設での活動を紹介していただきました。
【講演1】
済生会松山病院栄養部管理栄養士小笠原喜代江先生より、「高齢者の糖尿病の食事について」と題して、糖尿病食について、高齢者が取りたい栄養・不足しがちな成分、低栄養を予防するための方法についてなど、ご講演いただきました。実際に使用されているパンフレットも紹介していただきました。
【講演2】
松山赤十字病院リハビリテーション科理学療法士田中寛高先生より、「サルコペニアと運動療法について」と題して、サルコペニア、フレイル、その予防と改善のための運動療法について、近年の研究報告を含め、ご講演いただきました。
【施設活動紹介】
松山市民病院リハビリテーション室理学療法士中田亮輔先生、愛媛県立中央病院リハビリテーション科理学療法士天野貴裕先生から、各施設の「糖尿病患者に対する運動療法指導の取り組み」について紹介していただきました。実際に身体活動量計を参加者が装着し、3METSの歩行を体験しました。
研修会を終えて:
管理栄養士、理学療法士より、具体的な指導内容を含めた大変分かりやすいご講演をいただき、他施設・他職種間での情報交換が行え、大変有意義な研修会でした。今回学んだことを、今後の療養指導に活かしたいと思います。
松山CDEオープンカンファレンス世話人
***以下の松山CDEアンケート結果についての無断引用は固く禁じます。***