各演題の概要は下記の通りです。
講習① 「糖尿病運動療法の基礎」
糖尿病治療における運動療法の効果、身体活動の影響、死亡率への影響、運動量か?頻度か? 「メディカルチェック」「運動の種類」「強度・時間・頻度」「合併症と運動の適否」「指導上の注意点」 などを理学療法士が講演しました。
講習② 「運動器疾患と運動の基礎」
運動療法を提供する対象として変形性膝関節症、変形性股関節症を事例にあげ、
1.患者様が要望を応えることで生活上どのように活かされるか(役立つか)
2.患者様の(心理的、身体的)負荷として適切か
3.現状の受け入れとして、どこまでのゴールが許容できるか
4.問題点に対して全てに運動療法を行うのか、それとも一部に留めるのか
5.運動療法施行後にどのような変化が得られ、患者様と共有できたか
(患者様が期待していた結果か)
などの考察方法を理学療法士が講演しました。
グループワーク <マンダラチャートを利用して>
1グループ5~8人でグループワークを行いました。
症例を提示し、マンダラチャートを作成しました。
マンダラチャートの理解、運動療法の理解、双方を目的としたため出だしは意見が出にくい状況でしたが、参加いただいた方々も徐々に慣れ、意見が飛び交うようになりました。
今回は①~⑦までの項目を決めさせていただき、回答例を出しつつ作成していきました。項目を決めていた(回答例)ため何を考察していいのか分かりにくい!という意見もあり今後の研修会の進め方として改善点を発見できました。
会の進め方自体も意見をいただくことで、より良いものへと変えていくことができ、顔なじみになった関係だからこそ!研鑽が可能になっていると思います。
カードシステム、マンダラチャートなどなど、色んな角度、方法でのアプローチを共有し、参加しやすく地域として充実した取り組みにしていきたいものです。
またのご参加をお待ちしております。
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