まず、理学療法士からJRATに参加した際の被災地での支援活動報告、管理栄養士から今後起こる災害を想定した食糧備蓄量や備蓄方法の紹介、薬剤師からインスリン依存状態証明カードを利用した患者対応や、患者さんや調剤薬局の予備インスリンの実態、医師からJMATを経験してわかった被災地での問題点や派遣先地域の医療ニーズの把握と評価を迅速かつ適切に行うことの重要性についての発表を行いました。
グループディスカッションでは5~6人を1グループとし、非常食の試食をしながら、災害に関連した各科からのクイズについて考えました。また、実際に被災地で経験した症例について、具体的な支援方法について多職種で意見を出し合い検討を行いました。
会場内には非常用リュックの中身を例示するブースを設け、実際に背負ってみてもらい、その重量を体験してもらいました。
様々な職種から多くの方にご参加いただき、共に考えることで災害時の医療に関する学びを深め、糖尿病療養支援における地域連携・多職種連携の重要性を再認識することができたのではないかと思います。




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