愛媛糖尿病チーム医療研修会は1995年2月11日に第1回目が開催されました。
「患者の幸せ」のために「糖尿病療養指導レベルの底上げを図る」を目標にしました。当時にして「糖尿病に対する危機感」を強く持っていたこと、最も望ましい医療形態である「チーム医療」を旗印にしたことが先進的であったと思います。出席者も会を重ねる毎に熱心になり、愛媛全県下から参加していただきました。そのため会の名称を当初の「松山チーム医療研修会」から第11回目に「愛媛糖尿病チーム医療研修会」に変更しました。会を重ねる毎に参加される会員、運営するスタッフともにレベルアップしてきました。その高まりを受け2002年から愛媛地域療養指導士制度(CDE)が誕生しました。現在はチーム医療研修会とCDE研修会の二本建で糖尿病療養指導に関する勉強を行っています。愛媛地域CDEは2007年度までに約300名が認定されています。しかし糖尿病の患者数に比べCDEの数はもっともっと増えて欲しいと思います。医療に携わっていく限り、どの分野でも糖尿病が関わってきます。チーム医療研修会は糖尿病療養指導に興味を持っている医療人に勉強する場を提供いたします。これから糖尿病を勉強したいという方、大歓迎です。糖尿病に関する知識・技術を少しでも身につけることにより、日常行っていることについての理解が深まり更に興味が湧く という好循環になります。自分の周りに少しでも糖尿病に興味を持っている方がおられましたら、ぜひ声をかけてあげてください。糖尿病療養指導の仲間になりましょう。