研修会名:第18回松山CDEオープンカンファレンス
地 区:中予
開 催 日:平成23年10月7日
場 所:松山市コミュニティーセンター3F 大会議室
参加者内訳:医師5名・薬剤師4名・看護師32名・管理栄養士4名
臨床検査技師8名・理学療法士3名・その他1名・・・計57名
記 入 者:髙瀬 裕子(松山赤十字病院 看護師)
研修会の内容:
『運動で血糖は本当に動くか?』をメインテーマに松山赤十字病院 理学療法士 田中寛高先生から「糖尿病に対する運動療法の効果」についてご講演いただきました。運動療法は、“実際に身体を動かして体験するのが一番!” ということで、有酸素運動(ウォーキング)のグループと筋力運動(チューブ体操)のグループに分かれて20分間汗を流しました。運動グループと平行して、血糖を上げるグループと上げないグループも設定し、参加者が実際に血糖測定も体験。「運動と血糖値の関連性について」というテーマで自分たちの血糖変動をふまえて、ディスカッションを行いました。
研修会を終えて(感想):
2時間という短時間で、運動による血糖変動を体感しようというのが無理だったのかもしれません。が・・・それなりに、参加した皆さま、得るものはあったでしょうか?
「食べれば血糖は上がるに決まってる」「運動すれば血糖は下がるはず」といった固定観念は捨てるべし!「それだけ食べたんなら、運動して消化しなきゃ」「こんなに運動したから血糖は大丈夫よ」なんて指導はできなくなりましたね。思い込みでなく、「その時々で違った結果が出る」ことを忘れず、柔軟な対応で、患者さんと共に考える余裕が出来ると良いですね。
参加の皆さん!血糖測定どうだったでしょうか?私たちは、当然のように1日4回の血糖測定を患者さんに強いています。今日の痛みを明日からの支援に生かしてください。
そして、「こんな血糖になった!」「食べただけよ、私。動いてないよ!」という心の叫びが、標語になりました。
☆ 松山CDE研修会 第18回愛媛CDE優秀標語
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