レポート

第25回 松山CDE研修会便り

[中予 / 地区便り] 2014年04月14日

研修会名 : 第25回 松山CDE研修会
地  区 : 中予
開 催 日 : H26年3月14日
場  所 : 松山市総合コミュニティセンター3F 大会議室
参加者内訳: 医師 1名、薬剤師 6名、看護師 19名、栄養士 6名
       臨床検査技師 6名  計:役割者含め40名

記 入 者 : 県立中央病院 兵頭佳代子


研修会の内容:


19:00~21:00
   テーマ『糖尿病チーム医療の課題と組織マネジメント
             -あなたの病院のチーム作りの現状と課題はー』

  特別講演  19:00~20:00
  糖尿病チーム医療の課題と組織マネジメント
             -あなたの病院のチーム作りの現状と課題はー

座長:清水一紀先生   演者:中村慶子先生

ディスカッション 20:00~20:50
  1. あなたの病院での問題点について
  2. 1の問題の改善策を考えてみよう


研修会を終えて(感想):


 今回は中村慶子先生が退官されるということで、特別講演として「チーム医療の課題と組織マネジメント」の講演をしていただきました。日頃から「チーム医療」という言葉をよく使いますが、改めて「あなたにとってのチーム医療とは・・・」と問われると考え込んでしまいます。先生からはチーム医療、マネジメントについて基本からわかりやすく講演していただきました。現在、糖尿病患者さんを取り巻く医療者は実に様々な職種となっています。チーム医療が十分機能し同じ目標に向かっていけるよう、CDEは自らの専門性を十分発揮すると共に、職種間の連携を助け、隙間の仕事も大切にするということを学びました。また、CDEの思いが独り歩きしないよう、患者や家族をチームの一員としたチーム医療でありたいと考えます。チーム医療にはコミュニケーションは不可欠であり、日頃から良好な人間関係を作ることやコーチングなどのスキルを磨くこと、自分のモチベーションを維持すると共に、チームメンバーのモチベーションを上げられるような働きかけをすることからマネジメントを実行していきたいです。
 また、診療報酬改定の概要について中村先生、清水先生から講義がありました。難しい内容ではありましたが、お二人の漫談?もあり楽しく学ぶことができました。糖尿病医療が今後どう変化していくかCDEである私たちも理解しておく必要があると感じました。

 ディスカッションでは、活発な意見交換ができており、私の参加したグループは南予、中予、東予地区の世話人が集まったグループだったので、それぞれの地区の課題や現状、次の世代のCDEを育てるには・・という議題となりました。
それぞれのグループの発表には中村先生、清水先生が助言、コメントしてくださり有意義なものとなりました。 

 チーム医療の定義は「医療に従事する多種多様な専門職が、それぞれの高い専門性を前提に、目的・到達目標・手段に関する情報を共有し、業務を分担しつつも互いに連携・補完しあい、患者の状況に的確に対応したり医療を提供すること」だそうです。みなさんのチームはどうですか?

 研修会後に中村先生を囲んで食事会があり、今後のCDEの活動について意見交換をしました。最後になりましたが中村先生本当にありがとうございました。



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