レポート

第32回松山CDEオープンカンファレンス

[中予 / 地区便り] 2016年07月11日
研修会便り

研修会名:第32回松山CDEオープンカンファレンス

地 区:中予

開催日:平成28年6月10日

場 所:ひめぎんホール 3階 第8会議室

参加者内訳:医師 1名・薬剤師 17名・看護師 24名
      栄養士 4名・検査技 7名・理学療法士 1名
      合計  54名

記入者:愛媛大学医学部附属病院薬剤部 都築 美穂

研修会の内容:
  テーマ:「上手に使って療養支援!新人さんも要チェック!」

司会進行:愛媛大学医学部附属病院 看護師 日野 千秋 
     別所眼科 看護師 若江 美千子

< レクチャー >    
  『自己注射の補助器具について』 
     演者 加戸病院 医療支援部 部長(薬剤師)加戸 佳己先生 

< 特別講演 >
  座長:横浜創英大学大学院 看護学研究科教授
     愛媛大学医学部看護学科 名誉教授 中村 慶子先生

  『糖尿病療養支援グッズ、使えていますか?』
     演者 愛媛県立中央病院 栄養部 山本 真吾先生


研修会を終えて(感想):
 レクチャーでは加戸先生よりインスリン製剤の補助器具について紹介いただきました。各テーブルに補助器具が配布されており、実際に補助器具に触れながらお話しを聞くことでより知識を深めることができました。またメーカー提供の補助器具だけではなく100円均一のシャワーホルダーやインスリンのキャップを利用して作成した補助器具なども紹介していただき、アイデア次第で身近なものも利用できることを学びました。

 特別講演では山本先生より、糖尿病サマーキャンプや、熊本地震の際のお話など実際に先生が経験されたお話を交えながら、療養支援グッズについてわかりやすく講演していただきました。糖尿病連携手帳や自己管理ノート、緊急連絡用カードなどの重要性について学びました。

 その後、実際に療養支援グッズに触れながらディスカッションを行いました。診療科や職種によって療養支援グッズに触れる機会も異なり、活発な意見を交わすことができました。

・療養支援グッズの一覧表があると、療養支援グッズを活用しやすくなるのではないか。
・SMBGのように音声案内できる補助器具があると便利。
などの意見が出ました。
 
~療養支援グッズ一覧については現在編集中ですので、もうしばらくお待ちください。~



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