レポート
第32回 今治糖尿病セミナ- 報告 平成29年2月10日
[愛媛チーム医療研修会] 2017年03月27日
第32回 今治糖尿病セミナ- 報告 平成29年2月10日
研修会名 |
第32回今治糖尿病セミナー |
地区 |
今治 |
開催日 |
平成29年2月10日(金) |
場所 |
テクスポート今治 |
記入者 |
阿部 幸志 |
参加人数 |
参加者数 44名
医師(4名)薬剤師(6名)看護師(19名)
栄養士(6名)臨床検査技師(4名)
理学療法士(2名)その他(3名)
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研修会内容 |
開会挨拶
講演『糖尿病網膜症の知識 応用編』
松山赤十字病院 眼科部長 山西茂喜 先生 座長 原泰彦先生
レクチャー 1『身体障害者手帳と視覚障害について』
高木眼科病院 眼科コ・メディカル 水口律子
レクチャー 2『ロービジョンケア ~私たちにできること~』
高木眼科病院 看護師 重松奈穂
グループワーク 『視覚障害者の生活支援を考えよう
~状態に応じたケアを考えることができるようになろう~』
発表
山西先生・原先生のコメント
まとめ・閉会
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研修会の 振り返り
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前回の糖尿病網膜症の基礎編を踏まえ、視覚障害者への生活支援にスポットを当てて障害者手帳の申請や眼科での検査など眼科医師の山西茂喜先生、眼科看護師、コ・メディカルに御講演をお願いした。視覚障害の状態に応じたケアを皆さんで考え、実践できるようになるためにこのテーマを選定した。
前回の糖尿病網膜症の基礎編に引き続き応用編をすることにより、より深く糖尿病網膜症の病態を理解できたと考えられる。レクチャー1にて、眼科領域における身体障害者程度等級の知識や、身体障害者手帳を取得するために必要な検査・申請方法などが理解でき、また、視野とは何か、視野を測定する方法や実際に簡易視野体験キットを使用し、健常者が視野障害者の見え方を体験することによって、生活の不便さを実感できた。また、補装具や日常生活用具の給付についても学ぶことができた。レクチャー2では、ロービジョンケアについて看護師がロービジョン患者に対して患者の要望を受け止め、様々な工夫や補助具を使用して支援ができることが学べた。グループワークでは、事例を通してロービジョン患者に対しての情報収集や支援方法を各職種別に様々な意見交換ができた。
次回33回の今治糖尿病セミナーでは、腎症『基礎編』の研修会を予定している。
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第32回今治糖尿病セミナーアンケート結果 平成29年2月10日
参加人数44名 アンケート回収数23名 回収率52%
【ご意見やご感想】
・スライドがあまりよくなかった。
・(ワークショップ時に)手元に資料があると話し合いにもっと集中できたと思いました。
・基礎編が都合がつかず聞けなかったので残念。各セミナー2回ずつくらい開催してくれたらいいのに。
・グループワークは、発表者の声が分かりづらく、ついていけませんでした。
・山西先生、さすがです。
・普段網膜症の方と関わることがないので勉強になりました。ありがとうございました。
・前回に続きとても勉強になりました。もっと勉強して患者様に説明できる様にしたいと思いました。
・ロービジョンケアについて、具体的に知ることができ、とてもよかった。スライドに写真が 多くあり、大変わかりやすかった。ロービジョン者の見え方を想像することができ、明日からの介助の仕方などに役立てたいと思った。
・眼についての知識が全くなかったが、山西先生の話を聞いたらわかってきた気がしました。もっと勉強したいと思っております。