レポート

第35回 今治糖尿病セミナ- 報告

[愛媛チーム医療研修会 / 東予] 2018年10月09日

第35回 今治糖尿病セミナ- 報告          平成30年9月21日

研修会名 第35回今治糖尿病セミナー
地区 今治
開催日 平成30年8月31日(金)  18時50分~21時
場所 テクスポート今治 2階 中ホール
記入者 阿部 幸志
参加人数 参加者数 38名
医師(2名)薬剤師(3名)看護師(13名)
栄養士(13名)臨床検査技師(3名)
理学療法士(4名)
研修会内容
=糖尿病と動脈硬化について考えよう【心疾患編】=
   座長 愛媛県立今治病院 糖尿病内科 医長 原 泰彦先生
 ●レクチャー1…
   『糖尿病と虚血性心疾患』
    愛媛県立今治病院 副院長 川上 秀生先生
 ●レクチャー2…
   『おろそかにしていませんか?減塩』
    愛媛県立今治病院 管理栄養士 兵頭 貴子先生
 ●グループワーク…
   『心血管イベントをもった糖尿病患者さんへの
      アプローチについて話し合おう』
    進行 愛媛県立今治病院 看護師 越智 文子
       愛媛県立今治病院 看護師 笹間 さやか
研修会の
振り返り

 今回は、全体目標を①糖尿病と心血管イベントの関連について理解できる。②自己管理に向けた支援について理解できる。③心血管イベントを起こした患者の心理面へのアプローチについて理解できる。としセミナーを進めた。
 レクチャー1では、愛媛県立今治病院、副院長の川上秀生先生より、『糖尿病と虚血性心疾患~大血管障害を防ぐには~』と題して、【糖尿病と虚血性心疾患】【動脈硬化の関係】【虚血性心疾患動脈硬化の診断方法】【症例提示(糖尿病と冠動脈疾患)】【糖尿病を有する患者に対する循環器医が行う治療】【糖尿病医と循環器医との連携】等についてお話しいただいた。動脈硬化の進行過程、ステント挿入の動画などを取り入れてご講演くださり、大変分かりやすい内容であった。虚血性心疾患患者は糖尿病合併が多い。循環器医だけの治療ではなく、血糖コントロールなど生活習慣の改善の面から糖尿病医との連携が重要であり、お互いの情報交換なしではより良い治療ができないことが理解できた。
 レクチャー2では、愛媛県立今治病院 管理栄養士の兵頭貴子先生より、『おろそかにしていませんか“減塩”』と題して心疾患と塩分についてのお話をしていただいた。心不全を増悪させる要因の1つとして水分摂取・食塩摂取過多がある。塩分を摂り過ぎるとのどが渇き水分摂取が多くなる。そして塩辛いものが欲しくなりまた水分摂取が多くなるという悪循環になり、むくみや体重増加につながる。また、70歳以降では1日のエネルギー量は減少するが食塩摂取量は以前と変化がないことがわかり、味付け時の塩味の工夫が必要であることが学べた。食品には栄養成分表が表記されているのでカロリー等チェックすることが重要であることが理解できた。
 グループワークでは、職種ごとに6人程度のグループに分かれ、労作性狭心症の事例に対し、退院指導のために具体的にできることを話し合い発表していただいた。職種によって得意分野を生かし様々な意見が出た。薬物療法の見直しや、食事の改善点、また医師や栄養士には言えないようなことを何気ない会話のうちに他職種になら言う場合もある等、貴重な意見も出た。心疾患についての理解が深まった。
 次回36回は「糖尿病と動脈硬化について考えよう」の後半として『脳血管疾患編』をH31年2月ころに予定している。

 

【第35回 今治糖尿病セミナ- アンケート結果
(平成30年8月31日開催)】 回収率65.8%(25名/38名)

















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