市立宇和島病院 リハビリテーション科 松本源吾
第17回きさいや南予CDEセミナーが平成30年12月3日(月)市立宇和島病院にて開催されました。
今回の研修会は広島修道大学 健康栄養学科 教授 藤井文子先生(元きさいや南予CDE研修会 世話人代表)による教育講演と社会医療法人近森会 近森病院 臨床栄養部主任 宮島功先生による一般演題という内容でした。
教育講演は「ライフステージに沿った糖尿病支援を災害対策に生かす」という演題のもと、藤井先生より高齢者、若者の2つのライフステージを取り上げ、それぞれの特徴に合わせた療養指導について具体例を挙げながら説明していただきました。また、グループワークでは災害食の選択について各テーブルで活発に意見交換が行われました。
宮島先生より「糖尿病患者におけるアップリードの使用経験」について症例を交えながら説明していただき、その後アップリードを実際に試飲させていただきました。
よってきさいやCDEでは、市立宇和島病院 池田看護師よりCDEJの取得経験について話していただきました。糖尿病患者さんに対する熱い思いや糖尿病療養指導士としての誇りが皆に伝わり、資格取得へ挑戦しようとされる方々への後押しとなりました。
今回は歯科医、歯科衛生士の参加もありました。今後も多職種で一丸となり、きさいや南予CDEセミナーを盛り上げていきたいと思います。