レポート

第36回 今治糖尿病セミナ- 報告

[愛媛チーム医療研修会 / 東予] 2019年05月31日

第36回 今治糖尿病セミナ- 報告          平成31年4月10日

研修会名 第36回今治糖尿病セミナー
地区 今治
開催日 平成31年3月8日(金)  18時50分~21時00分
場所 テクスポート今治 2F 中ホール
記入者 平塚 京子
参加人数 参加者数 29 名
医師(2名)薬剤師(7名)看護師(11名)
栄養士(2名)臨床検査技師(3名)
理学療法士(2名)介護士(0名)
保健師(0名)ケアマネ(0名)不明(2名)
研修会内容
●レクチャー1・・・
 総合司会  愛媛県立今治病院 看護師 笹間 さやか
    『糖尿病治療の変遷』
    愛媛県立今治病院 糖尿病内科 医長 原 泰彦 先生
●レクチャー2・・・
 座長 済生会今治病院  臨床検査技師 平塚 京子
    『医療ソーシャルワーカーの支援』 
     済生会今治病院
      医療ソーシャルワーカー課長 松岡 誠子 先生
●グループワーク・・・
 司会進行 白石病院 理学療法士  上口  順子
      済生会今治病院 看護師 村上 比奈恵  
   『脳梗塞を発症した糖尿病患者の支援をチームで考えよう』
   コメンテーター:原 泰彦先生、 松岡 誠子 先生
研修会の
振り返り

 今回のテーマは、前回の心疾患編に続いて『糖尿病と動脈硬化-脳血管疾患編-』とした。
しかし、開催1ヶ月前にレクチャー1の講師の体調不良により開催が危ぶまれる中、内容が当初と異なるも、県立今治病院糖尿病内科の原先生のご協力を得ることができ開催に至った。原先生のご対応は本当に有難く、世話人一同、感謝している。

 原先生のご講演は、糖尿病治療薬を中心にした実際の糖尿病診療の様子をお聞きできたので、楽しかったし、貴重だった。印象的な内容としては、先生から患者さんに贈る(愛の6か条:私が勝手に愛を付け加えてみた)6か条というのがあり、『1.通院を中断しない。2.3食は食べるがそれ以外は食べない。』基本はこれだけ。あとの第3~6条は、食事療法の基本(飲み物、間食、運動に頼らない)と眼科へ行くこと。6か条という言葉が、患者さんにはわかりやすいと思った。患者にとって糖尿病療養がわかりやすいということは、ストレスが軽減されて気持ちに余裕ができる感じがした。またWEEKLY GLP-1(トルリシティ)について、使用感や症例を提示していただいた。先生の治療マップや先生の投薬マップも、わかりやすかった。

 続いて、松岡先生のご講演を聞いて、これまで福祉のことやソーシャルワーカー(MSW)のことをわかっていなかったのが、少し理解できた。と同時に、退院支援などでいつもMSWや患者さんと関わる職種の方々と、臨床検査技師という職種差による知識不足を感じることがあったが、為になった。そして、MSWや福祉について理解を深めたい方には、公益社団法人日本医療社会福祉協会のホームページを参考にされるといいと教えてもらった。

 グループワークでは、『脳梗塞を発症した糖尿病患者の支援をチームで考えよう』と、76歳 男性症例について、多職種からなる5グループで話し合った。脳梗塞で右片麻痺になったので、インスリン注射の継続が問題にあがったり、介護保険申請が必要なのか医療保険のままがよいのかについて質問が出たり、家族のサポート体制を確認する必要性など、話し合った内容をスクリーンに映して発表し、コメンテーターの二人の先生からグループごとにコメントをいただいた。グループワーク内で、脳梗塞の再発予防や他の糖尿病合併症の管理の必要性を問題に上げるには、至らなかった。

【第36回今治糖尿病セミナー参加者 アンケート結果】 を以下に示す

 

第36回糖尿病セミナーアンケート結果
          参加者29名 アンケート回収20名
















 今回のセミナーに対するご意見・ご要望

・原先生のお話が大変分かりやすく、面白かったです。
・ディスカッションで職種の偏りがなければ、もっと色々な意見が聞けて良かった。
・MSWの存在を学ぶことができたのが良かった。

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